病院と福祉
わたしは、むかし 臨床心理士として仕事をしていました。 そのときの話です。 女性支援の窓口に、10代半ばの女性二人がやってきました。 彼女たちは、買い物帰りに立ち寄ったという気軽な感じでした。 けれども、相談内容は気軽なものではありませんでした。…
メンタルヘルス、メンタルケアに関わる方、関心のある方々への講演の情報です。 精神疾患のある方々が地域で暮らしていくこと というテーマで講演とパネルディスションがあります。 WHO(世界保健機構)で、クオリティライツ(人権に基づく地域に根ざしたメンタ…
心がつらくなったとき、死にたいと思うときにSOSを求めるところとして、電話やチャットなどが開設されています。 代表例は、いのちの電話 ですね。 いのちの電話は、都道府県別に設置されているのですが(ないところもある)、どこの県にかけてもいいことにな…
こんにちは。 統合失調症の家族がいて、自分もうつがあるピケらいおんといいます。 さて、障害者差別解消法という法律があります。 ご存知ですか? 「障害の有無に関わらず、みながお互いに尊重しあって共に生きる社会を実現しましょー」というものです。 で…
こんにちは。 うつ持ちで、統合失調症の家族をケアしていますピケらいおんといいます。 先日、とあるB型就労継続事業所の、びっくりする話を聞きました。 B型就労継続支援事業所は、福祉の事業所です。 障害のある方々の就労の場であり、一般就労に向けた訓…
こんにちは。 うつ病当事者で、統合失調症の家族をケアしているピケといいます。 梅雨に入り、台風もあったりで、身体も気持ちも低飛行な日々… 家族は不調でイライラしているし。 もう、いやになっちゃうよー という感じです。 相談支援員さんとのあれこれは…
こんにちは。 うつ病当事者で、統合失調症の家族をケアしている、ピケと申します。 相談支援事業所に関わってもらっているのですが、そこの相談員さんのことで、「なんだかなあ」ということがありまして。 それについて書こうと思います。 困ってます 目次 …
前回からのつづきです。 思い出すのもつらい8人目の先生。普段は記憶の底深くに沈めてあります。 久しぶりに掘り出して、苦く腹立たしい一連の出来事を、書き出してみようと思います。 病院放浪記③ 〜地獄を見せてくれた先生〜 病院放浪記③ 〜地獄を見せてく…
中学生のときを含めて24年間、メンタルの病院に通っています。いまの主治医で9人目。前回にひきつづき、遍歴をお話しします。 病院放浪記② 〜うつ発症〜 大人になり、うつの症状が出て、病院とのつきあいが復活しました。 またお世話になるとは思いもしなか…
中学時代と大人になってから。わたしは、合わせて24年間メンタルの病院とおつきあいしてきました。これまで合計9人の先生に診てもらっています。 やみくもに変えてきたわけではなく、それぞれわたしなりの事情がありました。どういう経緯で医者を変わってき…
感染症が世界的に流行したこの数年。医療従事者の方々がいかにありがたいのか、改めて気づかされました。 わたしが看護師さんになんとなくがっかりした話。 看護師さん、メンタル持ったらダメですか? 総合病院の内科にかかったときのこと。ロビーで会計を待…
お医者さんも人間、という話。 診察こぼれ話〜先生、大変ですね〜 その1 まえにかかっていたクリニックの話。名前を呼ばれたとき、診察室のドアがすでに開いていてました。 中を見ると、先生 明らかにイラつき顔。あれ?先生、いつもと全然違うんですけど。 …
腕のいい医者にかかりたい。誰もが思うことですよね。メンタルの治療も、よい医者と出会いがとても大事です。これはピアのひとのはなし。 机に家族写真があったら要注意な話 ある精神科病院にはじめて行ったとき、先生の机の上に、写真立てがあったそうです…
病気になったら、腕のいい医者に診てもらいたい。だれでもそうですよね。メンタルの病気でも、良い医者との出会いはとても大切と思います。 よい心療内科医、精神科医はどうやって見分けるか はじめての医者にかかるとき、わたしは、先生が座る椅子を見るこ…
誰かに「助けて」と言ったときに怒鳴られたことはありますか?ないですよね、と言いつつ、親とか先生に「甘えるんじゃない!」と叱られたことはあったかも。福祉のひとに怒鳴られました。大ショック。 福祉のひとに怒鳴られた事件 ショック 家族の病状がとて…