病気になったら、腕のいい医者に診てもらいたい。だれでもそうですよね。メンタルの病気でも、良い医者との出会いはとても大切と思います。
よい心療内科医、精神科医はどうやって見分けるか
はじめての医者にかかるとき、わたしは、先生が座る椅子を見ることにしています。
だいたい先生は背もたれのある大きめの椅子に座っていることが多いですよね。最近はパソコン作業がしやすいように、それ仕様の椅子もよく見るようになりました。
いっぽう患者の椅子は、医者よりもちょっと簡素な場合が多い。背中を向けることができるように回転する丸椅子とか。メンタルではお話がメインだから、背もたれしっかりめの椅子もありますね。
どんな椅子でもいいのですけれど、わたしが注目するのは、医者の椅子と患者の椅子のバランスです。
ある心療内科にはじめてかかったときのこと。診察室に入って最初に目についたのは、場違いに大きな革製の椅子。社長椅子ですね。
先生はそこにどっかり深く座っていました。いっぽう、患者は、背もたれのない昔ながらの丸椅子。どこか懐かしい。腰を下ろす時にキーときしむ音がしました。座位が低いので、自然と先生から見下ろされることになりました。診察室はすごく狭い。そこに社長椅子と破けた丸椅子。しかも、先生ちっちゃいから、足浮いてるし。ギャグか、と思いました。
この先生はやばいかも。
案の定、診察では「あなたはなってない」とお説教モードでした。ここはやめようと別の病院にかかることにしました。
この話を知人にしましたら、知人のお母様はその先生に強くお説教されて、泣きながら帰ってきて、そして病状が悪くなって入院したとのこと(もちろん別の病院)。
でも、待合室はまあまあ人がいました。お説教してほしい方々なのかもしれません。好み、相性の問題なので、なんとも言えません。
診察の時の「なにか変だな」という違和感は、結構合ってることが多いという話でした。おわり。