ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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相談支援員さんに会って、わたしが寝込んでしまう件

 

 

こんにちは。

うつ病当事者で、統合失調症の家族をケアしている、ピケと申します。

 

相談支援事業所に関わってもらっているのですが、そこの相談員さんのことで、「なんだかなあ」ということがありまして。

 

それについて書こうと思います。

 

困ってます

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

 

久々のうつモーーーード

 

このあいだ、相談支援事業所の相談員さんが家に来てくださいました。

 

その直後から、久しぶりのうつモードです。

 

とにかくエネルギーがわかない。枯れてます。

 

食べるのもお風呂に入るのもトイレすらもう大変。面倒。

家事なんてできませんから、家は荒れ放題。

 

空腹に耐えかねて、あるものを食べる

冷蔵庫空っぽ

買い物にも行けない

食べるものない

もっとエネルギーがなくなる

 

こんなふうにどんどん悪くなってしまいます。

セルフネグレクトってこういうことなのでしょうかねえ。

何もできない





何をしているかというと、ずーーっと布団の中にいて、ずーーっっとネットを見ています。

これ多分一番やっちゃダメなやつですよね〜

 

「もうどうでもいい」というふうで、ネットをやめるという気にもなれません。

 

どうでもいいとはなんだ!と喝を入れられても、できないのがうつです。

はたからみたら、サボってるモードにしか見えないのですよね。トホホ

 

サボってるの?



 

相談員さんに会ったせい?

 

 

今回のうつモード。

果たして、相談員さんに会ったせいなの?と言われるところだと思います。

たまたま、うつの波にぶつかったかとも思います。

でも、ですね。

これまでの経緯を考えると、

やっぱり相談支援員さんとの面談がうつの引き金になってるんじゃないかなあ、

と思うわけです。

 

どことなく、保険会社の営業っぽい雰囲気の相談員さんです



 

 

 

1回目の相談

 

 

家族が「働きたい」と

 

わたしの家族は統合失調症を発症して9年。

最近になって「仕事をしたい」と言うようになりました。

いい傾向。

 

相談支援事業所の相談員さんに言われたのは

 

 

ピケさん親子は共依存になっています。

ピケさんが足を引っ張っているのではないでしょうか?

ピケさんは何も言わずに本人に任せましょう。

私たちが引き受けますから、大丈夫です」

 

まじか



 

共依存と言われて

 

共依存かあ…

 

ガーーーーーン

 

わたしは前職が心理カウンセラーだったせいか、すごくショックでした。

 

「共依存になっているのかも」という不安がありながら

「でもケアが必要だし(たとえば、自死行為について。統合失調症には、死ぬ死ぬ詐欺はありません。ほんとに既遂します)」

「いや、これこそイネイブリングってやつなのか」

「でもでも、病院行かない!というひとを誰が病院につなげるの?」

 

という葛藤が、常にあるからなのです。

 

そこをつかれた感じで、結構こたえました…

 

 

ちなみに、イネイブリングとは、主に、依存症の分野で「家族などの周囲が、患者の尻拭いをすることで本人の依存をより強めてしまう行動」を言います。共依存と似てます。

最近では、批判的な考え方だけではなく、「そういう家族の行動があったからこそ、本人は今日まで生き延びることができたのだ」という見方もされています。

 

 

 

ガーーーン



 

B型事業所へGOGO?

 

わたしが足を引っ張っている と言われては、引くしかありません。

 

「たしかに本人のことだしね。相談員さんとふたりで進めていくのがいいよね」と思いました。

 

とんとんと2人の間で話が進んで、B型事業所の見学がいくつか進んでいきました。

 

ハイペースだなあ、大丈夫かな、おい

 

とわたしはちょっと気がかりでした。

ずっと9年間、幻聴と妄想で家にいるだけの生活で、医師以外の人と話すこともなかったのに、急にストレスが大きくないかなあ…。

 

メンタルの病気がないなら、そのやり方もアリなのかもしれないけども…

 

大丈夫かしらん

 

 

 

本人の病状の認識も甘くて、今元気ならば「最近ずっと調子いいです」と平気で言っちゃうので(本当にそう思っている)、相談員さんもホイホイと進めていってしまいます。

 

そういう心配をわたしが伝えると、

相談員さんは「大丈夫です。わたしたちがフォローします」 

「じゃあよろしくお願いします」とわたしは見守りに徹しました

 

お願いします!



 

わたしも外へ

 

相談員さん

「ピケさん、お仕事とかしたらいかがですか?

親子の密着が離れたら、ご本人さんも外に踏み出せますよ。

ピケさんが仕事をされることで、これまでのようにピケさんに頼れないということになれば、ご本人は、相談員に頼るしかなくなります。

そのときが外と繋がるチャンスです」

 

わたし「本人が調子を崩したら、と心配なのですが」

 

相談員さん「大丈夫です。ヘルパーとか訪問看護とか、いくらでも方法はありますよ」

 

そうか。そういうものか。

公的なサポートを受けて、わたしも自分の人生を考えていけばいい。たしかにそうだ。

ありがたいなあ〜

 

ご縁もあって、パートを始めることになりました。

働くぞお!



ただ、一抹の不安もありました。

 

 

「症状出たらどうするの?」

 

 

まあでも、フォローしてくれるって言うし。

向こうもプロだしね。

 

と踏み出すことにしました。

先生の補助という仕事でした。



 

 

当然の結末

 

 

で、やっぱりね ということが起こりました。

 

そんななか、家族はある日突然調子を崩して、自死未遂をしたのです。

 

うちの家族の場合は、前触れもなく急にどん底に下がることが多いです。

ひどいときはたった10分で、奈落に落ちることもあります。

 

 

主治医から「ペース早すぎ」

 

 

ですよね〜

 

相談員さんにこの状況を連絡をしました。

 

すると、

「わかりました。また必要になったらご連絡ください」

 

 

はあ!?

フォローする って言ったよね?

 

 

怒り心頭に発する ってやつです。

フォローとやらはどうなった!?

 

 

ヘルパーさんをお願いできないか、聞いたところ

 

「ヘルパーは空きがないそうです」

 

って、おいっ!怒

 

口だけだったのですね…

 

 

毎日通院したりとかが必要になって、結局始めたばかりの仕事は辞めました。

 

 

この一件で、わたしの中でこの相談員さんは、

 

調子がよくて無責任

 

という印象になりました。

 

 

セーフティネットは?

 

確かに、失敗も糧です。

「頑張りすぎちゃった〜」みたいな経験を繰り返して、自分の病気との付き合い方を学んでいくのです。

 

新しいことにチャレンジすると、必ず不安定になりますから、その可能性を想定して、フォロー体制を整えておくのがプロではないでしょうかねえ?

 

今回のように、家族と本人を距離を取らせようとしていたのに、

いざ悪化したときには、また家族にそのまま返して、知らんぷりというのは全く無意味に思います。

 

しかも、わたしも当事者ですよ(←ここ、声を大きくして言いたい〜)

 

そこんところ、相談員さんわかってんのかーーーーい!!

 

わたし、うつひどくなっちゃうよ

 

 

選択したのはこちらですから、あちらには何の責任もありません。

実際にどういうフォローをしてくれるのか、書面で出してもらうなり、ちゃんと確認するべきでした。

ホイホイと口車に乗ったこちらが、いかんかったのでした。



 

2回目の相談

 

 

ふたたびB型へ

 

 

ついこのあいだです。

前回かなり悪くなりましたが、安定してきて、また「働きたい」と言うようになりました。

すごい。

早速相談員さんに連絡をとりました。

 

わたしは件の相談員さんに不信感を抱いているのですが、一度契約書を交わしているので他の相談事業所にホイホイ変えることはできないそうです。

 

前回のこともありましたから、相談員さんも懲りて慎重に進めてくれるだろう という期待もありました。

 

ですが。

 

相談員さんはまた 共依存だなんだ と言って、がんがん進めようとしてきました。

出たよ。マジックワード「共依存」

 

しかも、

「ピケさんも A型に行ったらどうですか?」

「親子にはバランスというものが大事です」

 

 

あちゃー

なんだ こいつ。

なんも学習してないのか。

 

 

もしわたしがA型行って、毎日就労して、それで家族が不調になったらだれがケアするの?このあいだと同じことになるじゃない…

 

わたしは急きょ方針転換しました。

見守りモード解除。

遠慮せずに自分の意見は、ズバズバ言うことにしました。

もちろん本人の意思は尊重して、ですよ。

 

共依存?知るか。

 

言わせてもらいまっせー



2回目の面談で確認したこと

 

結論としては、

・ゆっくりペースで見学を一箇所ずつ行ってみましょう
・体調が悪くなったら、いつでも話は止めましょう

 

当たり前のことですが、前回はこの前提すら確認されていなくて、暴走していったわけです。

 

とにもかくにも、今回の面談。

本人の満足のいく結論になったようなので、わたしも頑張った甲斐がありました。

 

そして、いま、わたしはうつモードで寝込み中であります。

疲れかな。うつは疲れ大敵です。

 

しんどいよおお



主治医の意見

 

相談員さんとのあれこれを主治医に話しました。

いつも言葉が優しい先生ですが、ひとこと

「その相談員さんは、話にならない。だめですよ」

お、珍しく断定口調。

 

ダメな理由

①我が家のこれまでの経緯を知っていたら、片方が外に行けばもう片方も、というそんな単純じゃないことはわかるはず。

そもそも患者(利用者)に、共依存だとか言っちゃうところがダメ。

 

①はともかくとして、②はその通り。

わたし、クライアントに向かって「あなたは共依存ですよ」なんて絶対に言わなかったですものね。言っちゃダメです。

だよね



 

相談員さんとどうつきあっていこうか


ケースを動かすってなんなの?

 

いまの相談員さんがよく言うのは「ケースを動かしたい」

 

確かに、障害や病気を持つ人たちが、幸せな生活が送れるようにしてくれるのは嬉しいし、ありがたいことです。

 

でもね。

 

わたしたちの生活と人生はわたしたちのものです。

誰かに動かされるものではないはず。

 

で、動かしたとかいう人は、結果の責任をとってくれるわけでもない。

 

責任は、本人と家族がとるのです。

 

雨に濡れるわたしたちに、支援者の方には傘を貸してほしい…

 

 

 

そこのところが、いまの相談員さんとはどうも認識が合わない。

根本が違うんだろうと思います。

 

話しても、向こうは何も変わらない気がします。

こういうのはそのひとの深いところ、哲学の部分ですから。

またわたしが寝込むだけです、きっと。

 

哲学が違う



相談支援事業所を変えたいが…

 

本来、支援してもらうはずの人が、ストレッサーになっているっていうのは、困ります。

いちいち寝込んでたら、支援してもらってるんだかなんだかわかんない。

 

そんなこんなで、相談支援事業所を変えようかなと考えているところです。

 

取引先が信頼できないなあ と思ったら、取り引きを続けるか考えますよね。

 

福祉の場合、利用者はユーザーです。

ユーザーが選択すればいいと思うのです。

 

あちらは仕事で、お金をもらってやっているのですからね。



問題なのは、ユーザーが選べるほどの選択肢がないという点です。

たとえば高齢者施設も障害者施設も、選ぶどころか、空きがあるところを探すだけで精一杯な状態。

 

 

話は戻しますが、相談支援事業所のこと。

 

もし変えてみても、どこもそんなもんなのかな と思ったりもします。

今回にしても、運が悪かったのか、わたしが求めすぎなのか。

 

 

↓ 変な福祉のひと。こういうことがあるのは、わたしの支援の受け方に問題があるのかしらん…

peer-carer.hatenablog.com

 

 

 

とりあえず、子どもの相談は今のままにするとして。

わたしの相談先を別の相談支援事業所に変えようか、と考えてます。

 

でもそうすると、二つの相談支援事業所間の連携が必要になります。

で、いまの相談員さんは連携することを知らないらしい(最近、他のところから得た情報)。

連携しないってほんとに困る。

カウンセラー時代つくづくそう思いました。児相とかひどかったもん。

 

みんなでやった方が絶対うまくいくのにね

 

 

どういう選択をしたか。

ことが進みましたら、こちらでご報告しますね。

 

 

今回は愚痴ばかりの記事になってしまいました。すみません…

 

結局、信頼が置けない相手とはなかなかうまくいかないものですね。

 

読んでいただき、ありがとうございました。

よろしければまたいらしてくださいね。お待ちしています。

 

昨日は、こんなことになりました。みなさん大丈夫でしたか?