ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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【福祉】福祉のひとに怒鳴られた話

 

 誰かに「助けて」と言ったときに怒鳴られたことはありますか?ないですよね、と言いつつ、親とか先生に「甘えるんじゃない!」と叱られたことはあったかも。福祉のひとに怒鳴られました。大ショック。

 

 

福祉のひとに怒鳴られた事件 ショック

 

 家族の病状がとても悪くなり、困りました。新しい土地に引っ越したばかりでなんの情報もなく、ネットで相談支援事業所を探して、相談に行くことにしました。

 

 相談支援事業所というのは、主に障がいのある子ども、大人の相談に乗ってくれるところです。社会福祉士さん、精神保健福祉士さんという国家資格を持った人が相談員で、いろいろな機関や施設につなぐこともしてくれます。全国のあちこちにあって、相談料は無料。誰でも相談に行くことができます。

 

 わたしは状況を話して、病院や療育機関、学校のサポートなど、情報を教えてほしいと話しました。よく知っている分野ですから、専門的なこともいろいろ言ったと思います。当然通じると思ったから。

 

 すると、突然、福祉士さんがキレました。

 

      「そういうことはいいから!一体あなたはなんなんですか!」

 

 ええーーー

 

 マジか。

 

た、たおれる…

 

 たぶん福祉士さんはキャパオーバーでパニクったんだと思います。でも、利用者(お客さん)に怒鳴るのはアウトでしょう〜。

 

 福祉って、結構アタリハズレのある業界だと思います。どこの世界にも残念な人はいますけれども、ひと相手の仕事だからこそ、残念さが際立つのかもしれません。わたしの場合は、大ハズレだったわけでした。

 

 これから福祉のサポートを受けようとしている方へ。ハズレを引いちゃっても、また引き直してくださいね。アタリが引けたらラッキー。まあまあアタリならOK、いけますよ。こういうのは、利用者と専門家が一緒に作っていくものですから。

 

 あれから15年。いまだにショックは癒えてません。うらみまーす(by 中島みゆき)。おわり。

 

 よい福祉のひとに、出会えますように。