ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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ほんとに居心地が悪かった

 

 

今日は、リアル談話会の会合でした。

「みんなかぞくの会(仮称)」の会合です。

参加した感想は一言

 

 

「ほんっとに居心地が悪かった」

 

 

 

行かなきゃよかったな と思いました。

まあ、自転車乗れたからいいか。

 

 

 

わたしはいま3つの談話会に関わっておりまして

 

①「みんなかぞくの会(仮称)」: リアル。今日出席したやつ。

②「誰でもいい会(仮称)」 : リアル

③「こころの木曜会」: オンライン(zoom)

 

 

それぞれの会について、詳しく書きますね。

 

 

①「みんなかぞくの会(仮称)」

 

全国規模の家族会の下部組織。

わたしの町のお隣の市にある。

全国組織の幹部もいて、熱心で会合も多い。

会合は近況報告会、悩み事相談会。

 

新規会員は増えず、ベテランで回している。

わたしは一番若く(わたしが子ども世代)、うっかり理事の仕事を引き受けてしまっている。

年齢的なお姉さま方から「ピケさん やって〜」と言われて、断れなかったのと、新たな居場所になるかも、と期待したのもあって、引き受けてしまった。

毎月の理事会は、わたしは座ってるだけ。

会員は家族のみ。当事者は入れない(なぜかわたしは入れている)。

会費あり。

別費用で、全国月刊誌を半強制的に購入する。

会合への出欠の連絡は必要。

行政関連の行事の情報、行政への運動の情報はよく入る。

 

 

 

 

 

 

②「誰でもいい会(仮称)」 

 

わたしの住む町にある会。

数十年前に、いろいろあって①から分裂独立し、全国会の下部組織の一つになった。

それが、高齢化と会員減少で続けることができなくなり、昨年に解散。

でも、せっかくのご縁を残そう と、談話会の形で再出発。

「この町の精神保健福祉の灯火を消してはいけない」という町の福祉課の意向もあったらしい(わたしは知らないけど)。

とはいっても非公式なので、情報は何も入ってこない。

みなさまご高齢なので、一応わたしが代表という名の雑用係(会館の部屋をとるとかお茶を買うとか)。

ご本人、家族など身近な人、支援者、誰でも参加可。
名簿なし。一見さんOK。会費なし。純粋なおしゃべり会。

 

 

↓ これまでもいくつか記事を書いてきました。

 

peer-carer.hatenablog.com

peer-carer.hatenablog.com

peer-carer.hatenablog.com

 

 

 

③「こころの木曜会」

 

主催はわたし。

「心のことを安心して話せる場所を作りたい」というわたしの野望でスタート。

毎週木曜日のよるにzoom開催。

次回が第3回。参加は無料。

「よろしければ、どなたかいらしてね」というスタンス。

 

 

↓  先週の木曜会のこと

peer-carer.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

組織的なカッチリさ は、

 

 

 

① >>>>>>>>>>>>>>>>>②

 

 

ていう感じでしょうかね。「こころの木曜会」は組織もなにもありませんので除外です。

 

 

この3つの他に、新たな会合として

 

 

④「ダイアローグの会(仮称)」:リアル

オープンダイアローグ的な方法を用いて、対話をする会

 

 

を作りたいなあ と思っているのです。

 

 

 

 

 

 

 

すでに①と②の会に所属しているのに

 

どうして③を作り、

 

さらに④を作ろうとしているのだろうか。

 

 

②はとりあえず、高齢のお兄さま、お姉さまたちのために細く存続させるのが意義。いまのところは雰囲気もいい。

 

 

①は大きな組織で、歴史もあり、会合も頻繁にある。名ばかりだけど、理事にもなってる。

 

 

それなのに

 

「わたしはいったい何をさまよっているのだろう」

「わたしは何を求めているのだろう」

「どうして満足できないのだろう」

 

 

自分でもよくわからなくなっていました。

 

 

 

けれども、今日、①の会合に出席して、謎がわかった感じがしています。

 

 

今日の会は、7人ごとの小グループに分かれて、近況を報告したり困っていることについてアドバイスをしあったり ということだったのです。

 

 

 

わたしのグループには、結構深刻な悩みを吐露された方がいたのですが、その方に一方的にみなさん、喋る喋る。

 

特に、当事者家族でもあるけれど支援職である という方々の喋りが止まらず。

 

「〜したらいいわよ」「〜するべきよ」という一つの意見に全員でまとまろうとしていました。

 

これだと集団で一つの意見を押し付けることになってしまう。

 

これは、きついだろう。

 

しかも意見が偏ってる。事実と違うこともある。元専門職の性でしょうかね。

なので、見かねてわたしも声を出すことになってしまいました。

 

張り合ってしまう。

遮ってしまう。

 

そんなことが続いた2時間。

 

すっかり疲れてしまいました。

 

 

 

そして、結構喋ったはずなのに、

 

「まったく話した感じがしなかった」

 

のでした。

 

なぜでしょうかね。不思議です。

 

 

孫悟空の頭の輪みたいにギューっと頭が絞られる感じがしました。

 

 

 

 

あの場で、たぶんわたしは異分子でした。

 

 

みなで一つの意見にまとまろうとしている。

旗振り役は、当事者家族であるけど支援職という立場の人たち。

彼らを中心にした一体感の調和を乱すわたし。

わたしを打ち消すように、あちらはもっと強く大きな主張になる。

笑顔だけど。

怖いけど。

 

 

まだ暑い帰り道、自転車を漕ぎながら、いろいろ考えました。

 

 

結局、今日の会合はなんだったんだろう?

 

 

 

 

 

 

 

 

そこでたどり着いた結論

 

 

「みなが自分の意見を押し通して、いい気持ちになりたかった」

 

「『ありがとうございました』と言われて、いい気分になりたかった」

 

 

 

そういう会だったのかな と思いました。

 

 

「アドバイスをしたい病」の集まりだったのか

 

○ナニープレイ好きの集まりだったのか

 

 

そんなことだったんだろうな…

 

 

 

↓ 県レベルの研修会に行ったときと、同じ感覚です。疲れました。

 

peer-carer.hatenablog.com

 

 

 

そして、わたしも彼らに反応してしまった。

 

他の意見もあるのだよ と主張することになってしまって、張り合ってしまった。

 

 

反省です。はい。嫌な気持ちだけが残っています。

 

 

 

 

 

違うんですよーー

 

わたしがやりたいのは、こういうのじゃないのですよーー

 

こんなんじゃないのですよーーー

 

 

 

話すほうも聞くほうも居心地のいい場

マウンティングしない場

みなが対等に尊重される場

 

 

 

 

やっぱり ④リアルの「ダイアローグ(対話)の会」を作りたいなあ〜

 

 

という気持ちを再確認した一日でした。

 

 

 

 

 

読んでくださり、ありがとうございました!