ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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大規模家族会はどこへいく?

 

 

 

こんにちは。

うつ当事者で、統合失調症の家族をケアしているピケといいます。

 

私は、統合失調症の家族会に入っています。すごく支えられて、救われていて、ありがたい存在です。

 

 

わたしもそうですけど、みんなとにかく

 

「自分のことを話したくて仕方がない」

 

 

聞いてもらいたいのです。

 

 

我先に、となるなかで、取り仕切ってくれるベテランメンバーさんがいると、交通整理がされたりします。

 

 

 

このあいだ、大きな研修会がありました。各家族会が集まる勉強会です。

 

 

 

そんな研修のはずでしたが

 

 

まあ、みなさん見事に

 

「自分のことだけ話す」

 

そして

 

「人の話を聞かない」

 

 

 

てか、県レベルの研修会だよね??

 

 

ちょっと引くレベルでした…

 

 

 

 

専門職の集まりではないわけだから、私の、元職業的な感覚は横に置いておかなくちゃ

 

とか

 

家族会には家族会のやり方があるのだろうしなあ

 

とか

 

でも、さすがに、これはどうなの?

 

とか。

 

 

あれやこれやが頭に浮かび、ぐったりして帰ってきました。

 

 

「人の話を聞かない」というと、森川すいめいさんの著書を思い出しますが、あれとは違うと思います。

 

 

この本の場合は、日常生活での話ですよね。しかも、みなお互いにとても関心を持ちあっている。

 

 

一方、研修というのは、非日常です。勉強しに来ているはず。

 

そして、大きく違うのは

 

他の人には関心がない。

 

自分のことは話したいからひたすら話し続ける。でも人の話は聞きたくない。興味ないから。

 

 

これって研修?

 

 

首をひねるばかりです。



 

まあ、その場限りの出会いで、関心を持ちようもない、といったらそうなんですよね。

 

 

発言するのは、いつも年長者、主張の強い方、役職者。

 

聞き役にならざるをえない人は固定されます。

そういう方々こそが、実はとても大変な状況にいたりします。

だから、その方々の足は遠のきます。

 

形骸化していく会に魅力を感じませんから、新しいメンバーは増えません。

 

 

こういうことを何年も見ていると、全国的な家族会の衰退の理由が、わかるような気がしてきます。

 

 

もちろん、そうでない県もたくさんあると思いますよー

機能している会にあたるかどうかは、住んでいる地域がどこか、という運によるかもしれません。

 

ちなみに、わたしはこれまで二つの会に所属していたのですが、一つは解散して、全国組織から離れて談話会になりました。

 

 

人の話を関心を持って聞く。

 

 

これって大事だと思う。

 

 

peer-carer.hatenablog.com

 

 

 

愚痴な内容、読んでくださりありがとうございました。

ポチして頂けると、ピケが人の話を聞けるように頑張れます!よろしくお願いします。