ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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リアル談話会でのお茶のはなし

 

 

オンライン談話会が先日終わったばかりなわけですが(わたしがホストで客、のひとり談話会でした)。

 

 

 

実は、リアル談話会もやってます。オフライン。オンラインじゃないものです。

最近、支援関係の場では、対面 という言い方が流行っています。

 

 

 

今日は、対面談話会でした。

 

 

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もともとは全国規模の家族会(精神障害がある人の家族の自助会)の下部組織だったわけなのですが、新入会員がいない&高齢化 で先細りになり、県から降りてくる事務作業と上納金ばかりとられ、「もう無理〜」と 解散したのです。

 

それを「せっかくのご縁なのだから、正式組織ではないけど、談話会として残そう」ということになり、月一回、みなで集まることにしています。

 

 

一応、わたしは一番の若手。

みなさん、我が子がわたしの世代なわけですよ。どれだけ高齢化してるかわかりますでしょう?

 

かと言って、もちろん精神障害のひとが減っているわけではないのです。

 

 

新しい会員が入らない、というのはそれなりの理由があるのだと思います。

 

当時の精神の家族会は、行政に作業所を作る働きかけの団体という意味合いが大きかったそうです。いまよりももっと差別が酷かった時代です。もちろん家族同士の情報交換、精神的支えという面もありました。

 

家族会の全国的な運動の甲斐があって、精神障害の人の居場所も作業所もそれなりにできていきました。でも、できたはいいけれど、法制度の限界があり、運用がうまくいっているところは多くはない。

 

そして、いまの当事者家族たちは、そういう運動とは別のニーズになってきています。ですが、家族会組織は旧態依然としている。そこに先細りの一因があるように、わたしは感じています。

 

peer-carer.hatenablog.com

 

 

談話会の話に戻りますね。

 

今日は結構、人数が集まりました。

 

まだ暑いですからね。

主催という名の使いっ走りのわたしは、人数分のお茶を会館の自販機で買っていました。

お金は、旧家族会の積み立てを切り崩しております。

 

 

で、お茶のペットボトルを人数分、一本ずつ自販機で買っておりました。めんどくさい。

 

ひい、ふう、みい… 何度も数えるのですが、なんとなく違和感があります。

 

〇さんでしょう、△さんでしょう、□さんでしょう…

一人ずつ顔を思い浮かべて、指を折ります。

 

 

あれ?

 

なんか違う気がする…

 

 

もう一度

「〇さんでしょう、△さんでしょう、□さんでしょう…」

 

あ、まずい、時間が迫っています。

メモをとる時間がない。

 

 

きっと、これでいい(と思う)と買った分を持っていきました。

 

 

 

そして皆さんに配り。

 

 

 

 

あー 一本多かったか…

 

 

 

 

 

 

 

 

どうしてなんでしょうか

 

 

わたし、こういうことよくあるんですよ。

 

 

家でプリンターで書類を印刷するとき、何枚ずつとかするときあるじゃないですか?

いつも必ず途中で何枚かわかんなくなってしまう

そして一枚多かったり、これは多いけど、これは少ない みたいなことになる。

一律〇枚ずつ ならまだいいのですが、これは4枚、これは5枚 みたいなことになると、もうダメです。メモしてもダメ。

 

 

病気のせいでしょうか

 

 

いや、これは

 

「もともとの資質」

 

あるいは

 

「年齢」

 

ではないでしょうか。

 

なんでも年齢のせいにするのはよくないですよねー

でも、寄る年波は確実にある。

 

 

けど、じゃあ、若いときに、いつも正確きっちり、だったかというと、そんなことはなかった。

 

 

大学の卒論と修論、当時は自分で印刷して製本する必要がありました。昔ですから。

そのとき、何度やっても、ページが合わず、ほんとに苦労しました。

論文そのものの執筆よりも、そっちが大変だった記憶があります。

 

 

最近ちょっとだけ事務のパートをしたことがあったのですよ。

そのときに、コピーの枚数を間違えてばかりいました。

どんなに無駄紙の山を築いたことか…

自分ですごく落ち込みましたよ。「ああ、病気になっちゃったからか」

 

 

でも、いま思い返してみると、病気になる前の学生時代にすでにそうだった。

 

 

ということは、

 

「わたしの資質」

 

なのでしょう。

 

 

飲み物を買うのもコピーを取るのもできない。

「できないやつ」認定間違いなし。

昔、曲がりなりにも仕事できていたのは、個人事業主(心理職)だったからでしょうね…

 

 

話が長くなりましたが、そんなこんなで、お茶が一本余りまして、今日初めていらした方にお土産としてお渡ししました。

 

 

 

 

でもいいこともありましたよ。

 

「オープンダイアローグの会を作りたいんだ」と話したら、「サポートしますよ」と言ってくださった方がいらしたのです。

 

 

うれしい〜

 

 

お茶一本くらい、どうでもいいですよね!(ってわたしのお金じゃないけど)

 

 

 

いつも読んでくださり、ありがとうございます。