リアル対話会で「お友達」攻撃に困った話↓
キャンセルしたけれど、モヤモヤと嫌な気持ちが残っています。
わたしと同じように、当事者会のファシリテーターをやっているAさんに相談しました。
Aさん「それはバウンダリーの問題でしょうかね」
そうか。バウンダリーか。
上の記事に書いたように、わたしにはバウンダリーの問題があります。
侵襲的なひとに、簡単にバウンダリーを越えさせてしまうことが多いのですよね。
よく言えば「親しみやすい」
悪く言えば「たやすい」
いいように利用される、軽く扱われる ことが結構あって、そのことに苦しんできたのです。
自分が尊重されない経験です。
今回も、バウンダリーを易々と越えさせた、ということなのかもしれないなあ。
それでこんなに不快で、嫌な気持ちがするのか。。。
相手のバウンダリーを侵す常習犯は、不安が強い人の場合が多いです。
不安が強いために、相手に依存するわけですよね。
依存は、
相手にどこまでもぶら下がる形
もあれば、
相手を支配しようとする形
もあります。
わたしの母は、支配系でした。
彼女には、自分だけでは立っていられないほどの不安がありました。
以前の職場の上司も不安が高い方でした。
彼女の場合は、ぶら下がりと支配のミックスでした。
わたしは、母からも上司からも逃げました(職場のほうは、あやうくメンタルを崩すところで退職しました)。
そして、今回。
リアル対話会で「お友達」と言ってこられた方は、おそらくぶら下がり系。
病気での一時的なことなのか、そういう方なのかはなんとも言えません。
わたしの勘では、この方はもともと依存が強く、病気のせいで、より強くなっているのではないか、と感じます。
社会的には成功している人です。
そういうことは、関係がないのだなあ と感じます。
そういえば、話しかけられたときに身体的距離が異様に近かった。
身体のパーソナルスペースを急に縮めてくるのは、侵襲的な人にありがちな特徴に思えます。
なんだ、すでにサインはあったじゃないか。
それであんなにわたしは嫌だったんだな。
バウンダリーを侵してくる人への一番簡単な対応は
「避ける」
「近づかない」
です。
よし。
次回のリアル対話会ではサッサと帰ろう。
話しかけられたら「ごめんなさい、時間がなくて」と。
「子どもが調子が悪くて、早く帰らないといけないので」でもいいですよね。
せっかく普段、当事者家族として頑張ってるのですから、口実に利用させてもらおう。
なぜか、答えてあげられない申し訳なさもあったりするし、「純粋に友達になりたいだけなのかもしれない」という迷いもあったりします。
でも、もし、心の中にずかずか入られたら?
ぶら下がられたら?
わたしのメンタルはとても大変になってしまいます。
そういえば、元上司も「ねえ、ピケさん、ちょっと聞いてよ」とよく話をしてこられました。
なんか変だな と感じてはいたのですよ。
心の距離を急に縮められる感じがして。
そのうちに、見事に入りこまれて、内側から支配されて、ボロボロになりかけました。
半年でふたり辞めていて、わたしは三人目だったのですが、みな心を病んで辞めていったのでした。
母も元上司も、自分の不安に無自覚だったと思います。
だから平気でバウンダリーを侵してくる。
自分を保とうとする生存戦略ですから、よほど自覚的でなければやめられないでしょう。
うん。
今回、わたしは事前に気づけたのだ。
距離をとろう。
いつもありがとうございます!