こんにちは。
うつ歴22年、統合失調症の家族がケアしていますピケらいおんといいます。
ここのところ、「うつになってからの変化」についてお話ししてきました。
↓ わたしの体験。うつになって、エネルギー、思考力、行動力が一気に年をとった。
↓ 別の方の体験。人生オートマ車でぐいぐい行ってたのが、メンタルにかかって、人生をマニュアル車で行くことになった、という話。
どちらの体験も、結局は、
メンタルにかかると、望まないのに、自分自身の脳と身体に変化が起こってしまう
ということです。
脳と身体が変わってしまったのですから、それに合わせて自分自身を変えていくしかありません。
車の例で言うと、
うつになってマニュアル車になってしまったのなら、オートマ車からマニュアル車の運転に変える必要があるのです。
何を変えるか。
・環境
・仕事
・家事量
・食事
・運動
・生活習慣
・人間関係の整理
・時間の使い方
・優先順位のつけ方
・物事の見方
・考え方
などなど。
ざっくり言うと、
これまでとはやり方を変える
ということなんだろうな、と感じています。
「生き方を変える」とも言えますね。
本やブログなどで、よく「うつは治る!」というフレーズを見ます。
で、内容をよくよく見ると、だいたいみなさん同じことを言っています。
「○○を変えれば よくなる」と。
○○は、それぞれみな違いますから、自分にとっての○○を探していく必要があります。
つまり、逆に考えると
変えなければ治らない
ということです。
メンタルの病気は
「前回はしくじったけど今度は大丈夫。がんばる」
ということはないです。
運とかやる気とか根性とか、そういうものではありません。
環境が病ませたなら、環境を変える
完璧主義が病ませたのなら、考え方を変える
というふうに、何かを変えなければ、脱メンタルには結びつかないのです。
当事者で、WRAPのファシリテーターの片山理(おさむ)さんが、動画で同じことをおっしゃっています。ペットボトルを使った表現が、わたしにはわかりやすかった。
2分弱の動画ですので、ぜひどうぞ。
片山さんいわく
「変えたことで、どんどん扉が開いていった」
治ろう治ろうとするのは、元に戻ろうとすることです。
元に戻ったら、また繰り返すだけです。
無理なやり方をしてきたから、こうなったのですから。
だったら別のやり方を模索していくしかない。
戻らなくていいんです。
てか、戻っちゃダメなんです。
治そうと思わなくなったら、治っていく
そういうものなのかもしれません。禅問答みたいですけどね。
では、どんなふうに変えていけばいいのか。
ここが、わたしたちが幸せになる出発点だと感じます。
長く苦しんでいる方も、いつからだって、決して遅すぎることはないのですよー
読んでくださり、ありがとうございます。
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