こんにちは。
うつ歴22年の当事者で、統合失調症の家族をケアしているピケといいます。
以前から思っていることがあります。
「オンラインで談話会ができたらいいなあ」
いま対面で「誰でもいい会(仮称)」という談話会をやっているのですけど、これがなんだかすごく居心地がいいのです。
心の病気について、家族のケアについて、何も言わなくてもわかるよーという雰囲気。
つながるってすごく大事なんですよね。
逆に言えば、普段の生活で、「心の病気のことを安心して話せる場がない」ということでもあるんだろうな と思います。
そもそも、世の中に、メンタル周辺の方々ってすごく多いと思うのです。
・メンタルの病気で治療を受けている人
・病院にはかかっていないけれど、心がつらい人
・家族や友人など身近な人がつらそうにしている人
・学校や職場で、つらそうな人がいて心配している人
など。
発達障害、精神障害は知られるようになってきたかもしれないし、法律ができたり、障害者雇用率も上がってきているらしい。
でも、じゃあ実際に個人を取り巻くそれぞれの環境が、楽になっているのか。
というと、まだまだつらい思いをしている方々が多いような気がしています。
たとえば、わたしは臨床心理士時代にうつになったとき、「うつになった心理士を雇っていたら、患者になにか言われるかもしれないから」とクビになったことがありました。
そのときに「病気のことは誰にも言えないんだ」と思いました。
それから、わたしの子どもは発達障害と診断されて、その後統合失調症を発症したのですが、理解をしてもらえない学校から、ひどいことを言われたりもしました。
他のママたちからは遠巻きにされるばかり。
そうそう、夜中に大泣きしているのを、うるさい!と腹を立てたご近所の人に、虐待通告されたこともありました。団地で噂になって、ますます孤立しました。
多動のある子のお母さんが、他のママたちからいじめを受けているというケースもありました。なんてひどい。
病気、障害そのものもつらいのですけれど、一番辛いのは「孤立」だとつくづく感じます。
リアルでの当事者の会、家族会が、近くの地域にないこともあるでしょう。
身バレするのが怖いという方もいらっしゃると思います。
それぞれの事情で、外に出られない場合もあるでしょうし、そういう時間をとれない方もいらっしゃるでしょう。
また、わたしと子どもがそうであるように、つらい時は特にインドアになると思います。
そういうメンタル周辺の方々が、場所を選ばず、気軽につながれるところがあったら…
誰にも否定されたり批判されたりバカにされたりしない。
お説教もない。
心の病気のことを安心して話せる場。
ゆるーくでも「自分以外にも同じような思い人がいるんだな」
と感じる機会があったら。
ほんの一瞬でも気持ちが楽になることがあるかもしれない。
さて。
これを具体的な形にするにはどうしたらいいものか。
いろいろ考えてやっていきたいなーと思っています。
読んでくださり、ありがとうございました。
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熱中症は急に突然なりますので、みなさま どうぞお気をつけて。