こんにちは。
うつ病持ちの、ピケといいます。
目次
はじめての認知行動療法
認知行動療法(CBT)教室に行ってきました。
いま流行りですよね〜
かかりつけの大学病院で心理士さんがやっているのです。
月1の3回コース。
3人だけでしたから、ほぼマンツーマン。平日だし田舎だから人が集まらないのかな。
で、お値段びっくり
1回 350円 なり〜
わたしは自立支援で1割ですからねー。
なんて、お得!!
領収書をみますと
診察料 760円
精神科専門療法料 2,700円
個人クリニックだと1回3,500円とか、カウンセリングルームでは1回8,500円とか。
値段に開きがあるようです。内容が違うんでしょうか。一対一だと、高めだったりするんでしょうかね。
第一回の内容
3回で終了ですから、初回からかなりぶっ飛ばしていました。
「そのときどきの激情に流されるだけじゃなくて、自分の気持ちや考え方を少し離れて見つめる姿勢を学びましょう」という感じでした。
講義→演習という流れです。
演習
「この1週間で自分の心が一番動いた出来事を書き出して、その時の気持ちや考えを思い出して整理する」
というものでした。
例を出しますと、
「お魚くわえたドラ猫を、裸足で追いかけてしまい、みなに笑われた」
という出来事があったとします。
①このときの感情を、あらかじめ用意されている中から選ぶ(先生が20個くらい用意してある)
例: 恥ずかしい、ゆううつ
②選んだ感情がどれくらいの強さだったか点数をつける
恥ずかしい70点、ゆううつ10点(合計で100にならなくてよい)
③この時に浮かんだ言葉を書いて、感情をそれぞれ点数化する
「自分はいつも失敗する」・・・がっくり50
「ご近所の噂になってしまう」・・・心配30
④この中から、一番強く浮かんだ言葉を選ぶ。
「自分はいつも失敗する」
⑤その言葉通りの事実と、そうでない事実を書き出す。
言葉通りの事実・・・このあいだも、財布を忘れて買い物に行った。
そうでない事実・・・妹に縫ってやったワンピースはうまくできた。家計の管理をして貯金もしている。
このように整理していくことで、
・自分が持ちやすい感情
・思考の癖
・認知の歪み
を知りましょう ということでした。
認知行動療法の特徴
論理的で、実用主義的です。
あいまいさは排除されるので、語りの要素はありません。
いわゆる、カウセリングのイメージとは違います。
「思考の仕方を学ぶ」のですね。
向いてそうな人
わたしの初回の印象では、
普段から頭で考えたり、書き出したりすることが習慣なひとは、入りやすい感じです。日記とかね。
あれこれぐちゃぐちゃ考えてしまい、苦しいという人は、頭の中を整理するのに良さそうです。
論理的な人には、絶対向いてます。
反対に、気持ちを絵とか音楽とかで表すことが好きな人は、やりにくいかもなあ、と感じました。
というのは、認知行動療法は、明確な言葉と数値化を使い、余韻や余白を楽しむということが一切ないからです。
「なんとなく」というフワッと感はありません。
ビジネス的というか。
会社の研修とかに取り入れやすそうです。
宿題
次回までにやる宿題的なものが出されましたよ。
先程の演習を 家でひとりでやってみるのです。
渡されたプリントの空欄を埋めていく形です。
この自主宿題が大事らしいです。
真面目過ぎるのもダメでしょうけど、まあまあ真面目にやらないとダメそうです。
認知行動療法は、自分がその気にならないといかんのでしょうね〜
ある程度お金がかかるほうが、その気になっていいかも?
残り2回、また報告しますね。
読んでいただきありがとうございました。
よろしければまたいらしてくださいね。