ある方のブログを読んで、わたしなりのアンサーを書きたくなりました。
コメント欄に書こうと思ったけど、あまりに長すぎなので💦
ちなみに、わたしは、「浪費しちゃう」「寝なくても全然OK」的なことが一回もない双極症です。上がっている時は、健康な人が調子がいいときと同程度に仕事がはかどる 、という感じですね。
以下は、最近読んでいるこの本からの引用です。
経験専門家(日本でいう「ピア」)に話を聞きます。ケロプダス病院では経験専門家が医療者と一緒に治療に参加しています。
Aさん「ナースをやっていたけど、結婚して辞めて、こちらに引っ越してきて、知り合いがいない中で出産。同時に家族が病気になり、体調を崩しました。10年通院しています」
日本からの研修生「あなたの病名は何ですか?」
Aさん「(あっけらかんと)知りません」
著者の心の声“10年通院してるのに知らない!?元ナースなのに”
Aさん「自分は今までの自分のまま。違う所へ行ってしまった感覚はなく、『治った』という感覚もありません。ただ元気になってきたから、経験専門家をやっています」
著者の回想
“私は自分が病気になったとき、自分が宇宙人になったかのような、レールを外れてしまった感覚を持った。(Aさんは)病気になったのに、なんでこんなに肩の力が抜けてるんだろう”
著者「(Aさんに)最初に病院に行くとき、ためらいはありませんでしたか?」
Aさん「いいえ。小さい頃から、人に相談するのは恥ずかしいことではないと教わってきました」
以上、p.163〜164より引用
わたしにとってこれが答えかな、と思います。
病名って、アイデンティティのように思えてしまうのですよね。
「わたし=双極症」
というふうに。
そうではなくて
「わたし、という人がたまたま双極症という病気を持っている」
ということなのかな と最近思います。
Aさんのように、わたしが病名を知らなかったら
「ときどき、心が苦しくなって寝込むこともある」
という理解の仕方なのかな とも思います。
そんなふうに思うようになったら、病気のことはわりとどうでも良くなりました。
もちろん、通院と服薬はちゃんとしてるし、生活は気をつけています。ちゃんと寝れるようにとかね。
病気のことがどうでも良くなったら、反対に、病気のことをちゃんとケアするようになったというか。
逆転ですよね。不思議です。
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さて、もう一つのアンサーです。
9月から開いてきたメンタル系の対話会
「こころの木曜会〜メンタルケアのおしゃべり対話会〜」
来てくださった皆さま、どうもありがとうございました!
この木曜会ですが、来年の1月からは
いったん休憩
しようと思います。
わたしの都合なのですが
「他の活動で時間がとれなくなってきた」
ということが理由です。
わたしは、今、このブログでも書いてきました通り、
・リアルの元家族会
・リアルのオープンダイアローグの勉強会
の他に、
・オンラインでのオープンダイアローグの会
も立ち上げたのです。これは本名で始めたので、別の媒体です。
この3つの活動を、来年からは頑張ろうと思っています。
木曜会を立ち上げたときには、このように自分の活動の幅が広がるとは思ってもいませんでした。
「自分が病気であることを忘れる」「病気だとかそういうのはどうでもいい」という気持ちになっているは、木曜会のおかげなのです。
構想を練り、企画にして、いざ挑戦。
zoomの操作に悩み、peatixで周知をしてみたり、Canvaを使うようになったり、いろいろ挑戦するのがとても楽しかった。
病気なんて言ってる暇がありませんでした。といいながら、病気を売り物にしているのですけど😅
その過程すべてが、今のことにつながっています。
そんなありがたい木曜会。
今年いっぱいは元気にやりますよー
12月7日(木) よる8時から9時半
12月21日(木)よる8時から9時半
2回もあります。ワクワク。
どうぞわたしの顔をのぞきにいらしてください。
参加のお申し込みは、LINE公式アカウント、もしくはメールからどうぞ。
どちらとも、このブログトップの右側、プロフィール欄をご覧ください。
なお、わたしが本名でやっているオープンダイアローグの会にご興味のある方は、メールでご連絡ください。
では、12月の木曜会も はりきってやっていこうと思っています!よろしくお願いします〜