ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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第一回リアル対話の会をしてきましたよ

 

 

リアル対話会がスタートしました!

 

(リアルというのは、オンラインではなく、対面で、という意味です)

 

 

 

メンバーとの出会い

 

わたしは、オンラインでの対話の場にあちこち参加しているのですが、

 

「リアルでの対話の場があるといいなあ」

 

とずっと思ってきました。

 

 



 

 

 

一人ではできません。

対話って一人じゃできないし、どなたかお客様を迎えるにしても、仲間がいないと。

 

 

どうやって仲間を募ろうかしら。

 

 

リアルで当事者家族会に所属していますが、先輩方が築いてきた伝統的なやり方があります。

 

「オープンダイアローグ?なにそれ?」というところから始めないといけません。

 

みなさんご高齢。新しいことに今更挑戦するという雰囲気はありません。

 

新参者で、形ばかりの理事では、音頭をとることはできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メンバーとの出会い

 

 

いつもの家族会の帰り道に、なんとなくAさんと一緒になりました。

 

Aさんは、わたしと同じで、当事者で当事者家族 という立場の人です。

 

 

わたしは、何気なくぼやきました。

 

 

「オープンダイアローグって知ってます?わたし今ハマってるんですけど、どなたかやりたい方っていますかねえ」

 

 

Aさん「面白そうですね〜 ピケさんが言い出しっぺということで、サブでよければお手伝いしますよ」

 

ええええええ!?

 

 

 

なんと嬉しいサプライズでしょうか。

 

 

しかも

 

 

Aさん「三人はいた方がいいですよね。心当たりがあるのですけど聞いてみましょうか?」

 

 

なんと!

 

 

AさんはさっそくBさんに連絡をとってくださいました。

 

 

Bさんは福祉の支援職の方です。

 

 

ご挨拶がてら、AさんとBさんが主催している当事者会を見学させていただくことにしました。

 

 

行ってみよう!

 

 

 

 

 

 

Aさん、Bさんが中心の当事者会

 

 

いそいそと出かけていきました。

新参のわたしを、みなさん、温かく迎えてくださいました。

 

 

話す順番が時計回りに回ってきます。

自分の番になったら、この場で話したいことを話します。

他の皆はそれを心をすまして聞きます。

コメントや質問はしません。

聞くことに専念します。

 

そうやって、話し手の順番がバトンされていきます。

支援者の人も、当事者と同等になって、自己開示をします。

 

時間いっぱいまで回していきます。

 

言ってしまえば「ただそれだけのこと」なのです。

アドバイスもなにもありません。

 

ですが、これが本当に心が癒されるのです。

 

 

オープンダイアローグとの違いは、リフレクティングがないことでしょうか。

形としては、トーキングサークルでした(どなたも意識せずに自然とこの形になった、というのが驚き)。

 

 

これこそが「対話」。

なにを話しても受け止めてもらえる安心できる場。

 

 

リアルで対話の場を初めて経験しました。

感動しました。

 

 

 

 

対話の会のはじまりに向けて

 

 

会のあと、Bさんに改めて挨拶をしました。

さっそく三人で始めてみましょう ということになりました。

 

 

Bさん「場所はこの施設を使っていいですよ」

 

Bさんは事業所の所長さんなのです。

 

 

怖いくらいにトントンと進んでいきます。

何かが決まるときってこうなんでしょうかねえ〜

 

 

GO!GO!

 

 

 

 

第一回対話の会

 

 

Aさん、Bさん、わたし。

急ごしらえのチームですから、それぞれの思いがわかりません。

 

・どんな人なのか

・どんな背景を持つのか

・どうしてオープンダイアローグの会をやりたいのか

・会になにを期待しているのか

 

今回は、こうしたことについて、当事者会での方式を使って声を出す場にしました。

 

 

Aさん

「自分が大事にしているのは、自分自身がもっと回復したい、ということ。オープンダイアローグは、人が回復していくのに有効なやり方の一つだと思う。オープンダイアローグが自分の回復に役に立つかも、と興味があります」

 

Aさん

 

Bさん

「オープンダイアローグを知って、なぜか心を惹かれていました。日々利用者さんや他のスタッフとの関わりで悩むことが多いです。”結論を出そうとしない”ということに魅力を感じている。わたし自身も生きづらさがあって、対話がしたいと思ってます。」

 

Bさん



 

 

 

 

 

わたし

「とにかく対話の場が欲しい。自分にとって対話の場が必要だと思っているのです。一緒に勉強する仲間も欲しいです」

 

ピケ

 

 

 

 

 

 

 

 

三者三様の思いを、場に出しました。

 

 

 

 

今後について

 

 

進め方として、次の案が出ました。

 

・オープンダイアローグの考え方、やり方を勉強する。

・本に載せられている事例を、ロールプレイ形式で読み合わせて、擬似体験をする。

・ミニダイアローグをやってみる。

・本格的にオープンダイアローグをやってみる。

 

 

とりあえず、第二回は、ロールプレイ形式での読み合わせをやることになりました。

 

使う本は、これ↓

 

 

 

いくつかの事例が漫画形式で紹介されています。

それぞれの役になってセリフを言ってみることにしました。

 

 

オープンダイアローグを体験したことがあるのはわたしだけでしたので、お二人とも雰囲気を掴みたいとおっしゃっていました。

 

 

 

 

 

 

 

会の名前

 

 

将来新しいメンバーが増えたりお客様が来た時に、名前があった方がいいよね、という話になりました。

 

別に決めなくてもいいのですけどね。

 

シンプルに

「オープンダイアローグの会」?

わかりやすいけど、手帳に書くには長いよね。

 

 

略して

「ODの会」?

いやいや。これはオーバードーズを連想するなあ。

 

 

外部の人にもわかりやすいのは

「オープンダイアローグ」を入れた方がいいかなあ。

キャッチーだしね。

 

 

オープンダイアローグにこだわらないで

「対話」という名前にしてもいいかもねえ。わかりにくいかなあ

 

 

あれこれ想像が膨らみました。

活動が本格的に始まると、しっくりくる名前が出てくるかもしれません。

 

こういうのを考えるのも、未来の夢が膨らむ感じでいいですね!

 

どんな名前にする?

 

 

 

 

 

 

亀か、かたつむりで

 

 

そんなわけで、リアル対話会。

ゆるゆると始まっていきそうです。

 

わたしが暴走しないように(暴走しがち汗)、気をつけようと思います。

 

三人が居心地のいい場にすることが一番大事ですよね。

 

 

 

ナラティヴセラピーの勉強会でよく引用される俳句があります。

 

「かたつむり そろそろのぼれ 富士の山」 <小林一茶>

 

 

亀か、はたまた、カタツムリで。

 

自分自身に言い聞かせながら、やっていきたいです。

 

亀の歩みでゆっくりと

 

 

かたつむり そろそろのぼれ 富士の山

 

 

 

参加者募集中です

 

 

 

このブログを読まれて、ご興味を持たれた方、一緒に勉強しませんか?

 

もし「参加したいので、場所を知りたい!」と思われた方がいらっしゃいましたら、

メールを送ってくださると嬉しいです。

 

メールアドレスは、

 

peercarer@gmail.com

 

です。

 

お待ちしています〜

 

ご縁がありますように!

 

 

 

 

オンライン対話会のお知らせ

 

 

10月19日(木)よる8時から9時半

無料のzoom対話会を開きます。

 

今夜です!

 

「こころの木曜会〜メンタルケアのおしゃべり対話会@zoom」

 

無料のメンタル系の対話会です。

 

上に書きました、リアル対話の会とは無関係です。

 

 

 

 

 

参加ご希望の方は、以下の方法で、申し込みをよろしくお願いします。

当日キャンセルOKです(連絡は不要です)。

 

 

 

※開催時間中でも、

LINE公式アカウント、もしくは、メールアドレスでご連絡くだされば、zoomアドレスを返信します(時間になりましたら、Peatixサイトでの申し込みはできなくなってしまいますのでご了承ください)。

 

「ちょっとのぞいてみようかな」と思いついたら、お気軽に〜。

お手数ですが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

参加対象は、ご本人、ご家族、どなたでも構いません。

 

診断、通院の有無も関係ありません。

支援者の立場の方、メンタルケアについて勉強中の方もどうぞ。

 

心の不調、心の病気について理解がある方なら、どなたでも参加できます。

 

 

 

・今つらい方

・つらいというほどではないけれど、誰かに聞いてほしい方

・なんとなく話をしたい方

・病気のこと、家族のケアについて話したい方

・対話の勉強をしている方

・わたし(ピケ)がどんな顔をしているのか、みてみたいという方

・心理業界の話を聞いてみたいという方

 

 

などなど、参加の理由はなんでもOK。

 

 

途中参加、途中退室OK。

顔出しなし、耳だけ、チャット参加も歓迎します。

 

 

元臨床心理士で、双極症当事者で、統合失調症の当事者家族の、おばさん(わたし)がお待ちしています。

 

 

ゆるゆると一緒に時間を過ごせたら、と思います。

 

 

詳細はPeatix公開ページをご覧ください。

https://moonlit-thursday202310.peatix.com/view

 

 

 

⭐︎お問い合わせと参加申込みについて☆

 

 

①Peatixから

https://moonlit-thursday202310.peatix.com/view

「購入する」をタップすると参加申込みができます(無料です)。

 

 

 

②LINE公式アカウントから

https://lin.ee/gdCWDZZ( LINE公式アカウント「ぴあけあらの会」)

お友達登録をお願いします。スタンプか「こんにちは」などメッセージを入れてくださると、トークができるようになります。トークでzoomアドレスをお伝えします。

 

 

③メールから

メールアドレス peercarer@gmail.com

「○月○日木曜会に参加希望」とメールを送ってください。

 

 

 

お客さまがいらっしゃるまでは、オープンダイアローグ関連の本を朗読しています。

 

 

読む本はこれ↓

画像はamazonより

 

この本の中身を知りたい!この本について語りたい!という方も歓迎です。

朗読を聞きたい方は、耳だけでも。

 

 

今夜お待ちしています〜。

 

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!