ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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カウンセラーのコンピテンシー

 

 

↓  こちらのブログから、「コンピテンシー」という用語を初めて知りました。

 

blog819tmm.hatenablog.com

 

819TMMさまの記事は面白くて勉強になって、熱烈ファンなのです。

いつもありがとうございます!

 

 

 

さて、コンピテンシーとは?

 

 

 

コンピテンシー(competency)とは、ハイパフォーマーに共通して見られる行動特性のこと。高い成果につながる行動特性とも言えます。

 

<中略>

 

コンピテンシーでは、具体的な行動そのものではなく、行動につながる「性格」「動機」「価値観」といった要素を重視。そのため、可視化しやすい「知識」「行動」「技能」とは異なり、コンピテンシーには可視化しにくいという特徴があります

 

 

 

www.dodadsj.com

 

 

 

こんな可視化できないものを、企業では評価したりもするのですか?

すごい世界ですね〜

 

 

 

ところで、カウンセラーにも、コンピテンシーってあるのでしょうか?

 

 

 

わたしが勝手に考えてみました。

 

 

思うに、カウンセラーのコンピテンシーは

 

 

「優しさと温かさ」

「感受性」

「楽観性」

 

 

の3つです。

 

 

 

①優しさと温かさ

 

カウンセラーの心の根っこには、優しさと温かさが必要です。

優しさは、相手の苦悩に寄り添うことを助けます。

温かさは、相手を安心させることができます。

 

 

 

 

②感受性

 

心の動きを敏感に察知する能力です。

相手の心の動きはもちろん、自分自身の心の動きにも敏感でないといけません。

感受性が先天的に高い人もいます。

多くの場合は、生まれ育ってきた環境と人生経験で育まれていきます。

 

 

 

 

③楽観性

 

「きっと大丈夫」と思える能力です。

心の根底にある感覚で、心理学用語での「基本的信頼感」と似ているものです。

 

ちなみに、基本的信頼感には

・他者に対する信頼感(「人間というものは信じられるものだ」)

・自己に対する信頼感(「わたしには生きる価値、愛される価値がある」)

という二つがあります。

 

 

 

 

これら「優しさと温かさ」「感受性」「楽観性」は教えられて身につくものではありません。

いわば、資質のようなものと言えます。

 

 

これらのコンピテンシーが、カウンセラーの成長に大きく影響するように感じています。

 

 

 



 

 

 

 

 

 

例えば、カウンセリングの原則として

 

・共感

・無条件の肯定的関心(否定や批判せず、どんな話でも関心を持って聞く)

・自己一致(カウンセラー自身がその場でのつくろわず、自分の心の動きを感じること)

 

 

が有名です。ロジャーズ(アメリカの心理学者)の三原則ですね。

 

 

これらは、スキルです。

 

コンピテンシーは、このスキルの土台になるものです。

 

カウンセラーのスキルって、座学と実践で、肌感覚のように掴んでいくものなのです。体得というか。

 

だから、素地となるコンピテンシーがないと、感覚が掴みにくいと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

すべてのコンピテンシーを兼ね備えていないと、カウンセラーになれないわけではありません。

 

むしろ、コンピテンシーがどれも高い人は、カウンセラーを志さないのではないかしら、と思います。

 

自分自身になんらかの不具合や辛さがあるから、カウンセリングに惹かれてその道に入っていくひとが多い印象です。

 

そんなふうに、もがいている同僚によく出会いました。

 

 

 

 

 

 

 

わたしの場合は、3つのコンピテンシーのうちの

③楽観性

が弱いと自分で思っています。

 

昔から、すべてを悲観的に捉えるクセみたいなものがあるのです。

これは病気になる以前からの話です。

 

 

 

だから、「人を信じたい」「世界を信じたい」「自分を信じたい」という切実な気持ちで、カウンセリングの道に入っていったのです。

 

 

 

 

☆さて、2日後のイベントです〜

 

10月19日(木)よる8時から9時半

無料のzoom対話会を開きます。

 

「こころの木曜会〜メンタルケアのおしゃべり対話会@zoom」

 

無料のメンタル系の対話会です。

 

 

※前回までは、このブログでzoomアカウントを公開していましたが、今回は公開しない予定です。

 

参加ご希望の方は、以下の方法で、申し込みをよろしくお願いします。

当日キャンセルOKです(連絡は不要です)。

 

 

 

※開催時間中でも、

LINE公式アカウント、もしくは、メールアドレスでご連絡くだされば、zoomアドレスを返信します(時間になりましたら、Peatixサイトでの申し込みはできなくなってしまいますのでご了承ください)。

 

「ちょっとのぞいてみようかな」と思いついたら、お気軽に〜。

お手数ですが、よろしくお願いします。

 

 

 

 

参加対象は、ご本人、ご家族、どなたでも構いません。

 

診断、通院の有無も関係ありません。

支援者の立場の方、メンタルケアについて勉強中の方もどうぞ。

 

心の不調、心の病気について理解がある方なら、どなたでも参加できます。

 

 

 

・今つらい方

・つらいというほどではないけれど、誰かに聞いてほしい方

・なんとなく話をしたい方

・病気のこと、家族のケアについて話したい方

・対話の勉強をしている方

・わたし(ピケ)がどんな顔をしているのか、みてみたいという方

・心理業界の話を聞いてみたいという方

 

 

などなど、参加の理由はなんでもOK。

 

 

途中参加、途中退室OK。

顔出しなし、耳だけ、チャット参加も歓迎します。

 

 

元臨床心理士で、双極症当事者で、統合失調症の当事者家族の、おばさん(わたし)がお待ちしています。

 

 

ゆるゆると一緒に時間を過ごせたら、と思います。

 

 

詳細はPeatix公開ページをご覧ください。

https://moonlit-thursday202310.peatix.com/view

 

 

 

⭐︎お問い合わせと参加申込みについて☆

 

 

①Peatixから

https://moonlit-thursday202310.peatix.com/view

「購入する」をタップすると参加申込みができます(無料です)。

 

 

 

②LINE公式アカウントから

https://lin.ee/gdCWDZZ( LINE公式アカウント「ぴあけあらの会」)

お友達登録をお願いします。スタンプか「こんにちは」などメッセージを入れてくださると、トークができるようになります。トークでzoomアドレスをお伝えします。

 

 

③メールから

メールアドレス peercarer@gmail.com

「○月○日木曜会に参加希望」とメールを送ってください。

 

 

 

お客さまがいらっしゃるまでは、オープンダイアローグ関連の本を朗読しています。

 

 

読む本はこれ↓

画像はamazonより

 

この本の中身を知りたい!この本について語りたい!という方も歓迎です。

朗読を聞きたい方は、耳だけでも。

 

 

2日後の木曜日の夜にお待ちしています(10月19日です)。

 

 

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!