ぴあけあら

双極症当事者(ピア)で、統合失調症の当事者家族(ケアラー)。日々の記録です。

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3人の子のお母さんと、発達-精神のはなし

 

 

こんなブログを見つけました。

 

ameblo.jp

 

 

3人のお子さんは、もう成人くらいのお兄ちゃんたちのようです。

お一人は亡くなっています。

3人ともが、なんらかの障害があって、そのいろいろをブログに綴っていらっしゃいます。

本も出しているみたい。

 

 

こういう方を、「すごいですね」「偉いですね」と一言でくくってしまうのはきっと違うと思うのですよね。

 

わたし自身が、障害を持つ子の親になって、どう声をかけていいのかわからなくなってしまいました。

 

 

わたしだったら、どう言われたら嬉しいだろうか。

 

 

「大変ですね」…大変だけど、それだけじゃないっていうか、モヤモヤ。

「頑張ってますね」…はい、そうですけど、頑張ってるっていうか、なんというか とモヤモヤ。

「偉いですね」…ムカつく

「すごいですね」…ムカつく

「がんばってね」…他人事にされて、取り残される感じがする

 

 

 

うーん、マイナスの気持ちになる言葉なら浮かぶんですよね。

っていうのは、そういうことが日常で多いから。

励まそうとしてくださっていて、悪意はないことはわかっているのですけれども。

 

 

反対に、言われて嬉しかった言葉は思い浮かばないんですよね。

 

わたしは、どう言われたら嬉しいかなあ?

 

 

なんでしょうかね、

あえて挙げるなら

 

 

「自分の身体も大事にしてね」

 

 

かな。

 

 

程度はそれぞれですが、ケアしてる側は、無理をして、自分を犠牲にしてる部分がありますから。

「あなた自身のことを、わたしは大事に思ってるよ」というメッセージはすごく嬉しいですね。

 

 

 

 

 


 

 

 

話は変わりますが、

 

ささきさんのブログで、今日、目についた記事がこれ↓

ameblo.jp

 

 

うちの子は、自閉特性と、統合失調症の特性があるのですよね。

 

 

 

発達と精神って、子ども時代はわりと領域が分かれている感じがします。

学校の先生の理解とか、親のスタンスとかね。

発達科と精神科とで、科が分かれている病院もあります。

 

 

でも、年齢が上がってくると、両者の境がなくなってくるような印象があります。

 

 

もともと発達特性がある人が、精神の症状を持つようになることもあるし、精神症状がある人が、実は発達障害だったことがわかったり。

 

 

それに、発達特性と精神症状との区別そのものが曖昧だったりします。

たとえば、自閉特性としてのイマジネーションは程度によっては精神の妄想に近い感じもありそうです。

 

 

 

 

発達障害と精神障害。

 

 

薬の処方をするには鑑別が必要でしょうけれども、普段の生活では、発達か精神かを区別することはあまり重要ではないように思います。

 

 

我が子の状態が、発達なのか精神なのか、わたしがこだわっていた時期もありました。

 

 

でも、結局は、どちらであっても、我が子を理解して対応することは変わりません。

 

 

ただ、発達障害、精神障害についてのそれぞれの対応の仕方を勉強して、知識を得るのはとても有効だと感じています。

 

 

それらを我が子に合うように、取り入れて自己流にカスタマイズしていく。

 

本人も家族も生きやすくなる鍵が少し作れるかもしれません。

 

 

それでも、発達も精神も、本人も苦労するし、周囲も苦労しますよね。

 

 

とりとめのない記事になりました。

 

読んでくださり、ありがとうございました!