心理カウンセラーは経済的に食っていけない商売です。それなのになぜなろうと思っちゃったのでしょうか?貧乏まっしぐらの道とも知らず。
中学で不登校になり、高校に進んだあとの話です。高校で血迷いました。
なぜ心理カウンセラーになろうと思ったのか(高校血迷った編)
高校に入ったものの、もうほんとに理系科目が絶望的にできない!先生が何を言ってるのか意味不明。わけわからん。中学校の勉強が2年間ほどどっかり抜け落ちていたのも大きかった。まあ抜けてなかったとしても、できるようにはならなかったと思います。嫌いなので。
高一の夏に進路相談がありました。進学校だったので、進路指導は早い。
先生は目を伏せながら「二浪くらいして頑張れば、医学部に行けないこともないかもしれない」と言いました。わたしは、おぉー 頑張れば行けるんですね!と舞い上がりました。
でも 一瞬で終了。それってほぼ無理って意味ですよね〜。先生の真意に気づいてしまいました。トホホ。
がっかりもしたけれども、やっぱりそうだよね、全然わかんないもん。それでも頑張るという気持ちは さらさらありません。この先どうしようかなあ〜と、教室にあった「将来の仕事」的な本をめくっていました。
そこで見つけたのが「心理カウンセラー」という職業。
これって、子どもを助ける系の仕事じゃん?しかもなに?文系??これじゃん!これいいじゃん!!数学、物理、化学やらなくていいじゃん!!!(←これが一番大きい) よし、大学に行って心理カウンセラーになろう!と心は決まりました。なんという安直さ。いまもまったく変わってません。成長なし。
そもそも、子どもの話を子どもの側に立って聞く、子どもの味方になる仕事をしたかった。医者にこだわりはなかったのでした。
中二のときに出会ったお医者さんは、幼いわたしの話をゆっくり聞いてくれた。子どもだからって軽く扱わなかった。カッコよく見えました。カッコいい大人になりたかったのです。まあ 医学部は経済的に無理でしたので、そこもちょうどよかったです。
子ども専門の心理カウンセラーになるぞ と気持ちはまとまりました。
こんなに先がない職業だと知っていても、心理カウンセラーになろうと思ったかなあ。「大学間違えた編」に続きます。つづく。