今週の「こころの木曜会」も無事に終わりまして、来週は木曜会はお休みです。
ということで、新たな企画を考えました。
オープンチャットを開きます〜!
- オープンチャットに挑戦しようと思ったきっかけ
- 「こころの木曜会」を開催してみて
- なぜオープンチャットなのか
- 大きな組織に発展させようというつもりはない
- どんなグループ?
- グループの入り方
- グループの目的
- わたしピケの立ち位置
- 場さえあれば、つながれるはず
- 今後の「こころの木曜会」は?
- 参加申し込み方法
オープンチャットに挑戦しようと思ったきっかけ
きっかけになったのはこの方です。
わたしが読者にならせていただいているmさん。
お二人の子育てをしながら、現役の看護師さん。発達支援、思春期相談の資格もとっていらっしゃいます。
ママナースとして、それぞれの方々に寄り添う相談をしていらっしゃいます。
それまで、LINEのオープンチャットのことは知っていたのですよ。
実際に入ったこともあったし。
けれど、自分が管理人になって開くという発想はなかった!
そうか、自分でやってみたらいいのか…
mさん、ヒントをありがとうございました!
「こころの木曜会」を開催してみて
わたしは
無料zoom対話会「こころの木曜会〜メンタルケアのおしゃべり対話会」
を木曜日の夜に開いています。
いらしてくださっているみなさま、ありがとうございます。
開催をしていて気づいたことがいくつかあります。
zoomは敷居が高い
そりゃあそうですよね〜。顔出し、声出しをしなければならない。耳だけでもいいですよーと言っても、zoomって…ねえ?と思う方々が多いでしょう。
そして、zoomを使ったことがないという方々もいる。
使い方がわからない、アカウントも作っていない、となれば、参加しにくいのも当然です。
申し込みがわずらわしい
最初はPeatixというイベント集客サイトを使って、申し込みができるようにしていました。
ですが、このPeatix、あまり知られていない様子。
閲覧はできても、いざ申し込みをするとなると、アカウントを作らなければならない。
わたしも経験ありますよ。
何かしようとすると「じゃあアカウント作ってください」といちいち出て、「じゃあもういいです」とタブを閉じる…
Peatixのアカウントをすでに持っている方もいらっしゃいますが、その方はオンラインイベントに慣れているのですよね。
zoomとPeatixの両方から遠い方々にとっては、申し込みが気軽にできない。
今回から、LINEとメールからも申し込みを受け付けることにしましたが、その都度申し込むのがわずらわしい、という方もいらっしゃるでしょう。
時間が限られているし、場所を選ぶ
その時間に都合が付かなければ、参加はできません。
一週間は24時間×7日=168時間あるのですから、そのうちのこの1時間半だけ、というのはあまりにピンポイントすぎます。
それに、家族がいたり、 zoomできる場所がなかったり。家の中に書斎があったとしてもそこまで動けない(エネルギーがなくて)ということもあるでしょう。
zoomはほんと苦手という方もいる
わたしのリアル知人で、不安障害の方がいるのですが、彼女は「zoomは絶対ダメ」と言います。例え耳だけでも辛い とのこと。
ズームしか選択肢がないとなると、彼女のような方は参加できません。
わたしに会いたいわけではない
こころの木曜会は、わたしが主催なので、どうしてもわたしピケが入ることになります。
「別にピケがいなくても、誰かと話したいんだよ〜」
「むしろピケなんていない方がいいんだよ〜」
という方々もきっと多くいらっしゃると思うのです。
相性もあります。
わたし以外の人といい出会いがあることも多いことでしょう。
わたしが「こころの木曜会」を開いた原点は、
「つながる居場所づくり」です。
それでしたら、zoomの会以外で、参加しやすい方法を考えようと思いました。
なぜオープンチャットなのか
わたしは当事者であり、当事者家族でもあるので、そこで感じてきたことがいろいろあります。
同じ立場の人とつながりたいけれど、どこで知り合ったらいいかわからない
当事者で、病院のデイケア、福祉の地域活動センターとかに行ける方は、そこで別の方と繋がれるのですよね。
でも、実際は、そこまでのエネルギーがない、そこまで回復しきれていない段階の方々は多くいらっしゃいます。わたしもそうです。
「それなら外に出ましょう」と言われるけど、それができたら苦労はしないわい!
その前段階として、ひととつながって、情報をもらったり、お互いに励ましあったり、辛さを分かち合ったり…そういう関係が持てることが大事だと思うのです。
メンタルがない方でも、職場とは離れた人間関係が、仕事で頑張らなきゃいけない自分を支えてくれることはよくありますよね。
デイケアや福祉活動も、それと同じだと思うのです。そこに行くようになって、その場で親しい仲間が持てることもあります。一方で、それとは別のところでの仲間が、リアルの活動を支えてくれることもあると思います。
布団の中でも誰かとつながれる
LINEは使っている人は多いですし、いつ書き込んでも大丈夫。
昼間も夜もいい。夜の通知が気になるのであれば通知オフにしておけばいい。
リアタイでのやりとりにこだわらなければ、ゆるく自分が好きな時間にのぞけばいい。
読み専でもいい。
そして、嫌だったら、やめてしまえばいい。リアルの人間関係より気軽です。
そして、布団に入ったままでもできる!
そんなわけで、メンタル不調の方にこそ、LINE最強!と思っています。
周囲に気づかれません
zoomですと、同居する方がいる場合は、「何やってるの?」となります。
LINEはこっそりやれば気づかれません。最大のメリットです。
身バレを防げるオープンチャット
ラインのグループチャットを使っている方は多いと思います。
この場合、自分自身のアカウントを使いますし、誰がお友達かどうかも相手にわかってしまいます。自分の人間関係がバレてしまうわけですね。
ところが、オープンチャットだと、このグループだけでのアカウント名が使えます。
自分の本当のアカウントとの紐付けがされません(すごく技術があると辿れるかもしれませんが、そこまでする人はいないのでは?)。
このオープンチャットに参加していることも、ライン友達にはわかりません。
メンタル系のグループに関わることを知られたくない方は、結構いらっしゃるでしょう。
オープンチャットは入り口が狭い
通常のグループチャットだと、メンバーの誰でも招待できますよね。
ですが、オープンチャットは、管理人が承認した人だけしか入れません。
リアルで知り合いではない方がいるグループって警戒しますよね。
特に、メンタル不調だと自分が傷つきやすい状態ですから、故意に傷つけようと入ってくる人もいるかもしれない。
そこで、入り口は管理人だけ という設定にすると、そういった困った入会を防ぎやすいと思います。100%防ぐのは無理だと思うのですが、通常のグループよりはリスクが減らせるかもしれません。
大きな組織に発展させようというつもりはない
ご存知の通り、このブログは過疎地です。
限界集落から発信するグループは、おそらくこじんまりとやっていくことになるでしょう。
それでいい
というか
それがいい
と今のわたしは思っています。
わたしは今 リアルでもオンラインでも、大きな会に所属しています。
どちらも、情報はたくさん入ってきます。大変ありがたい。
ですが、わたしにとっては物足りない部分が大きくなっています。
規模が大きくなると、組織化されます。
個人的な付き合いは少なくなり、わきあいあいとした雰囲気は薄くなります。
どんな大きな会も出発点には「個人を大切にしたい」という気持ちがあったと想像します。
それが失われていくことがとても残念です。
「個人を大切にする」「つながる」ことは、むしろ小さいグループの方が実現しやすい気がします。
必ずしもやりとりがなくてもいいと思います。
たとえば自分以外のメンバーが一人でもいたら、
「ああ、同じ立場の人が、この世にもう一人はいるのだな」
「自分は一人じゃないのだな」
と知ることができます。
それだけでも、グループの意義は十分にあると思うのです。
どんなグループ?
今のところ4グループです。
「こころのみなさん」
生きづらさ、心のつらさを感じる方、その身近な方(家族、パートナー、友人、知人など)、支援をしている方、それ以外の方もどなたでもどうぞ(ただし、心の不調、心の病気への理解がある方に限ります)。年齢、立場、職業は問いません。みな対等につながる場。
「こころのピアさん」
心のつらさ、生きづらさを感じる方のつながりの会です。同じ立場だからこそ話せることもあります。「自分だけじゃない」とわかると、気持ちが楽になります。通院、診断の有無は問いません。年齢、職業も関係ありません。みな対等です。
「こころのケアラーさん」
心のつらさを抱えているひとの、身近にいる家族、パートナー、友人、知人の会です。同じ立場だからこそ話せることがあります。「こんなときどうしてる?」と聞くこともできます。ケアのひとときのおしゃべりもできます。一人で頑張らなくてよいのです。
「発達研究会」
「子どもが発達症かもしれない」「育てにくい」「自分が発達症かもしれない」「生きづらい」という方々のつながりの場です。診断の有無は問いません。定型社会で生きるつらさを持つ方々の場です。支援者の方々もどうぞ。「自分だけではない」と感じることで、心が少し楽になる。苦労話だけではなく、いろんなおしゃべりをしにきてください。
なぜ、グループを分けたかというと、
「そのほうが入りやすい方もいるかな」
と思ったからです。
メンバーを明確にした方が、敷居が低くなる場合もあるかもしれない、と思います。
どのグループかわからん、という方は「こころのみなさん」をお勧めします。
複数のグループに参加することもできます。
ちなみに、発達に関わる方は、発達研究会以外のところにも入れますよ。
グループの入り方
入り口はわたしを通してのみです。
LINE公式アカウントからお友だちになっていただき、そこから希望のグループに招待する形にします。
このブログを通さない方も歓迎です。
「メンタル系のつながれる場所が欲しいなあ」という方がお知り合いでいらっしゃったら、この公式アカウントを教えて差し上げてください。
グループの目的
目的は
「同じような立場の方が、みなさんでつながれる場所を」
ということです。
グループの使い方はそれぞれです。
・情報交換と相談
・おしゃべり
・辛さ、あるいは喜びの共有
・友達づくり(個別のお友達になるのもいいですね)
合わないなあと思ったら抜けて構いませんし、他のグループにつながって卒業していくのもありです。
わたしピケの立ち位置
グループを立ち上げる企画を考えた時に、真っ先に思ったのが、
「LINE警察にはなりたくない」
ということです。
以前所属していた、ある大きなグループでは、ボスとその取り巻き五人衆がいました。
その五人衆が終始コメントを見回って、その場にそぐわないコメントがあるとボスに報告するのです。いわばLINE警察ですね。秘密裏に行われていましたが、そういうのはなんとなくわかってきます。
おそらく最初からそうではなかったと思います。
グループが大きくなってそのようなシステムが出来上がっていったのでしょう。
わたしは、絶対にLINE警察にはなりたくありません。
ボスにもなりたくない。
グループは、メンバーのみなさんが自由につながる場であってほしいのです。
オープンチャットはシステム上、管理人を置かなければならないので、管理人はわたしですが、名前は「代理」にします。
風の谷のナウシカの漫画で、「クシャナは生涯 王にはならず、代王であった」というくだりをお手本にしました。クシャナ大好きなのです。
もちろん、わたしは、トラブルがあった時には対応します。
困ったことがあれば、いつでも呼び出してください。
場さえあれば、つながれるはず
つながりを求めて、探している方はいらっしゃると思います。
zoomのこころの木曜会であっても、ラインであっても、選択肢が多くあることが必要だと思います。
ここ以外の場もたくさんあります。ありすぎて困るものではありません。
みなさんが主役であり、わたしは脇役です。
わたしはお部屋を用意したにすぎません。
みなさんにとって、何かしらの場になりますように。
今後の「こころの木曜会」は?
第1・3木曜日のよるの「こころの木曜会〜メンタルケアのおしゃべり対話会@zoom」
続けますよ〜
木曜会は、zoomの性質上、これまで通り、主催のわたしがしっかり入ります。
zoom対話会とLINEオープンチャットの二刀流で、今後もよろしくお願いします。
参加申し込み方法
①LINE公式アカウント「ぴあけあらの会」とお友だち登録してください。
②わたしから自動応答メッセージが届きます。
③「こんにちは」あるいは何かスタンプを送ってください。
(これをしないと、続きのトークができません)
④なるべく早くにこちらから返信します。そこで少しやりとりをさせていただいたあとでグループに招待します。
なぜ、やりとりをさせていただくかというと、冷やかしの方を招待してしまわないためです。
「テスト」とか「面接」とかいうつもりは全くありません。
名ばかり管理人代理の役目として、どうぞご理解ください。
それでは、よろしければご参加くださいませ。
長々と読んでくださり、ありがとうございました!